トガツキ。

生と命と死の関わり具合。

生きる命を僕と呼ぶのなら
死ぬ僕は何と呼べば良いでしょう

瞳は光を宿し 口は音を語る
僕は命だと言えるでしょうか

帰って来る気はありません
信じなくても構いません
どっちにせよ嘘なのでしょう

嫌なのでしょう

構いませんよね
踏み込めない場所なのですから

何も変わることなく
過ぎて行くのを唯 見るだけです

大丈夫です
僕は逃げません

大丈夫です
僕は生ではありませんから

戻る場所もありませんから

僕は生なのですか
死んでも良いですか
届いていますか
聞こえていますか

死ぬ僕を命と呼ぶのなら
生きる命は僕だと言えますか?
2005.09.30
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