エデン。 空を飛ばせて 夢など見ないで 全て見つけて 僕を殺して 澄き通った意識をこの手に向けて 突き落とす 深い祈りの底へ 広く腕を差し伸べて 眠る まだ覚めない現実へ いつか 掠れていく僕の躯を 空に流して 安心させてくれたなら 終われない 僕がいるうちは 生きていける そして ずっと 風を渉って行けたなら 涙を流すこともなく 翼をもがれずにいられるのに どうか忘れないで 飛ばせて 僕を見て きっと殺して そしたら何処までも 君の中へ堕ちていけるから。 2006.10.29 Back←Poem: 01→Next